探偵の歴史と新しい流れ

探偵の歴史と新しい流れについて

企業向けの調査サービスと言えば、最も多いのは「信用調査」でしょう。信用調査の依頼を受けた調査会社は、まず企業の業歴と経営規模、現在の経営状況を調べ、そして資金繰り、採算状況までを詳細な調査レポートにまとめる事になります。信用調査の依頼を行なった企業側は作成されたレポートを基に、新規の取引先として問題がないかを判断するのです。

 

日本において最も有名な企業の信用調査会社は、1900年に創業した帝国データバンクです。帝国データバンクは1981年に社名を変更していますが、変更以前は雇用調査などの個人調査も行なっていました。今では信用調査会社として不動の地位を築いていますが、ほんの数十年前までは探偵事務所と呼べるような業務内容で活躍をしていたのです。

 

現在信用調査会社として名の知られている所も、経営者などを対象とした個人調査を請け負っている所は沢山あります。経営者の調査では経歴にはじまり、経営者としての経験年数や経営手腕と力量、個人資産、そして人格など、多岐に渡る調査項目が設定されています。調査対象が中小企業の場合、大手と違って『代表者=会社』というのが一般的です。経営者という個人を調べる事は企業を評価する上で重要なポイントとなってくるのです。

 

また企業の個人調査では「特定の従業員について調べてほしい」といった調査依頼もあります。このような依頼の場合、調査対象者が業務上横領や社外秘情報の漏洩、会社への裏切り行為などを疑われている可能性が高くなります。調査方法は経営者を調査するものとは違い、浮気調査で用いられる技術が必要になるのだそうです。必然的に信用調査会社は個人調査の技術も持っている事になりますが、しかし企業を顧客としますから、個人からの依頼を請け負う事はあまりありませんでした。しかし最近は信用調査会社の個人調査技術を用い、個人からの依頼も受けようとする動きが出てきています。

 

企業向けの調査を行なってきた信用調査会社では徹底した社員教育が施され、守秘義務はもちろんの事、セキュリティ対策も万全に整えられています。そして豊富な経験と高い調査能力を持っていますから、個人で依頼をする際にも心強く安心と言えるでしょう。

 

企業信用調査とは

企業信用調査は、企業の業績・経営内容・経営状態などを調査するものです。調査対象となった企業が「どのくらい信用できるか?」を判断するために行なわれます。一方与信調査と呼ばれるものは、調査対象となった企業に「どのくらいの支払能力があるか?」を調べるものです。信用取引などで支払能力を超える売掛金を作らないようにしたり、上限以上の貸付を行なわないようにするなど、リスクヘッジのために利用されます。こういった与信の範囲内で貸付をコントロールする事を与信管理と言い、一般的に用いられている手法です。取引先とのトラブルを回避する方法としては最も簡単で効果的ですから、企業信用調査は欠かせないものとなっています。

 

経営者信用調査とは

新規の取引を始める際には企業の信用調査を行なっておくと安心ですが、同時に経営者に対する信用調査もぜひ依頼しておきたいものです。企業の業績や経営状態だけでなく、経営者の個人資産も与信調査の判断材料になるためです。また反社会的勢力や班市場的勢力と関わっていないか?という事も今の時代は重要なポイントです。例え自社が反社会的勢力への資金提供や、半市場的勢力のインサーダー取引に無関係であっても、取引先にこのような問題が発覚すると自社も無事には済まない可能性があるのです。実際に風評被害で会社のイメージが大きく傷つけられる事は珍しくなく、企業を評価する社会の目は非常に厳しくなっています。ですから経営者信用調査を依頼し、取引先経営者が安全な人物であるかどうかを調べておく必要があるのです。