違法調査とは?グレーゾーンの探偵について

違法調査とは?グレーゾーンの探偵について

数ある探偵事務所の中には、探偵業法などを守らない・守る意思がないという、違法またはグレーゾーンの業者も存在しています。こうした探偵に調査の依頼をしてしまうと、時には依頼者が違法行為で責任を負わなくてはならない事態になってしまいます。更に思わぬ犯罪トラブルに巻き込まれてしまう事もあるので注意が必要です。

 

そこは本当に違法行為のない探偵だろうか?

 

探偵業法が施行された現在も、残念ながら法律をよく知らない、またははなから守る気のない「悪質な探偵」や「グレーゾーンの探偵」が存在しています。こうした探偵事務所に調査を依頼してしまうと、高いお金を支払っても希望の調査結果を得られなかったり、追加料金やオプション料金を次々と請求されるトラブルに巻き込まれる事もあります。冷静さを欠いた依頼人につけ込んで利益を得ようとする探偵事務所に捕まると、問題を解決するどころか二次被害の状況となってしまうのです。

 

これまでに説明をしてきた"探偵選びと依頼時のチェックポイント"をしっかり守っていれば、大抵は問題ない探偵事務所を選べているはずです。しかしそれでも万が一という事がありますから、ここでは悪質な探偵やグレーゾーンの探偵が具体的にどのようなものかをご説明しましょう。まずはこれから依頼をしようと考えている探偵事務所が、悪質・グレーゾーンの範囲に入っていないかどうかを、次の3つのポイントでチェックをしてみましょう。

 

法に触れる方法で調査ができると公言する

探偵業の適正化のために2007年に施行された探偵業法では、探偵事務所が可能な業務についても厳しく定めています。しかし悩みやトラブルを抱えた依頼者につけこむ悪質な業者・グレーゾーンの業者では、このような法令を簡単に無視した提案をしてきます。例えば「浮気相手と別れさせてあげます」「代わりに相手に復讐をしましょう」などと持ちかけて、依頼を請けようとするのです。探偵へ相談に行く依頼者は冷静な判断ができなくなっていますから、直接的な解決が可能なこれらの依頼を選び、契約をしてしまう方も多いです。しかし別れさせ工作や復讐代行は立派な違法行為であり、依頼をした側も違法行為に加担をする事になります。

 

調査対象から調査料金を得られると提案する

探偵が守らなくてはならない探偵業法では、調査対象者が調査に巻き込まれてはならないとしています。しかし中には「浮気相手から取れる慰謝料を調査費用に充てられますよ」といった提案を行なう探偵事務所もあります。一見すると合理的に見える提案ですが、探偵業法に違反をしているので当然NGとなります。そして調査費用に充てるために浮気相手に慰謝料の支払いを強要しようものなら、民法上も脅迫行為でNGとなります。このような提案をする探偵事務所には絶対に調査を依頼しないのが安全でしょう。

 

実は調査業者としての実態が皆無である

探偵は通常、法律に沿った手続きを済ませて事業を行なわなくてはなりません。探偵業法では警察署を通じて所管公安委員会に届け出る事が義務付けられており、手続きをしなければ探偵を名乗る事はできません。しかし中には届出をしていないのに探偵を名乗り、勝手に集客・営業を行なう所もあります。未届けでも能力が高ければ・・・と考える方がいるかもしれませんが、一連の手続きを行なわずに活動をしている探偵は、調査自体が違法行為と見なされる事もあるので注意が必要です。また未届けの探偵には集客をして着手金を受け取ったら、あとは調査もせずに報告書を適当に作成するという悪質な所もあります。ですからどんなに良さそうな探偵事務所であっても、決して正規の手続きを済ませていない探偵事務所には依頼をしてはなりません。届出きを行なっているかどうかは広告や相談時にしっかりと確認をしておきましょう。

 

悪質・グレーゾーンの探偵事務所に調査を依頼してしまうと・・・

 

・依頼した探偵が違法な調査を行なうと、依頼者も同時に罪を問われる事があります。
・悪質な探偵業者に依頼をすると、知らずに違法行為に荷担する事にもなります。

 

悪質・グレーゾーンかどうかの最初のチェックポイントは、「別れさせ工作」や「復習代行」などのように明らかに法に触れる調査や依頼を引き受けるかどうかです。復習代行のように目的そのものが違法行為となりる場合もありますし、調査方法に違法な手段を用いる場合もあります。例えば盗聴器を仕掛けて会話を盗み聞きしたり、発信機を付けて対象者を尾行する行為です。小説やドラマではよく見かけるシーンも、実社会では問題となるので注意しましょう。また調査費用の支払いを浮気相手に求めるなど、調査対象者を巻き込んだ調査も違法になっています。探偵事務所からこのような提案があった時は即座に契約を解消した方が良いでしょう。

 

選んだ探偵が悪質・グレーゾーンの探偵かどうかは、探偵業法に従って正規の届出をしているかどうかでも分かります。違法な調査を行なうような探偵事務所であれば、正規の届出もしていない事が一般的です。届出証・許可証があれば、適性・適法な調査を行なう探偵事務所と判断できるのです。届出済みの探偵事務所であれば広告やWEBサイトに「探偵業認定番号」として「都道府県公安委員会 第・・・・号」といった記載がありますから、選ぶ前には必ずチェックをしておきましょう。また念には念を入れ、所属業界団体のWEBサイトを見て、その探偵事務所が本当に登録されているかどうかも確認しておくと安心できます。

 

違法調査ゼロの探偵・興信所一覧